パリの歴史に触れる1日(1)
2日目。晴れ。今日は「歴史に触れる1日」。まずはべルサイユへ。
絶対に外せない観光地みたいな風潮なので、一度は行きたいなと。
太陽王と讃えられた「ルイ14世」が、約半世紀をかけて築いた宮殿。
ヨーロッパ最大級の宮殿、約100万平方メートルもの広大な庭園が存在。
ブルボン王朝の絶対王政時代の栄華を伝える貴重な世界遺産だけど
私は、豪華絢爛とか優雅な場所は苦手。でも一見の価値は有りました。
パリからバスで30分くらい。豪華な門を入れば、そこは広大な宮殿内。
その広大さにビックリ!それと朝からたくさんのバスと人にも、ビックリ!
予約なのですが、15分ほど待ちました。荷物検査後、いよいよ宮殿内に
入って、まずはトイレ。それから階段を上って、観光の目玉の2階部分へ。
一歩足を踏み入れたとたんに、まず目に飛び込んでいたのは、豪華絢爛
な天井画。色大理石でデザインされた床、装飾豊かな壁に柱の彫刻など
360度見渡す限り、隙間無しのコテコテ。それプラス世界中からの観光客。
確かに立派なんだけども感動が無い!どの部屋に行っても同じような感じ。
ルイ14世です。そういえば3月の旅行で、ルイ14世とスペイン王女マリー・
テレーズが結婚式をした町「サン・ジャン・ドゥ・リュズ」に行ったんですよね。
あの頃は、フランスよりもスペインが強かったから、国境付近までお后をお迎
えに行ったのに、あれよあれよのうちに逆転。ルイ14世は、凄腕なんですね。
こちらは最大の見物「鏡の廻廊」です。最近、修復が終わったそうでタイミング
が良くて嬉しいです。でもちょっと絢爛さに欠けるような。昔は、シャンデリアが
水晶で出来ていたようで、それはそれは豪華だったとか。ここでこんなお話が。
フランス革命後、この宮殿は、略奪と破壊でムチャクチャに荒れ放題だったそう。
それを修復して、ここまでの煌びやかさにしたようです。あの激しい革命だから
保存というカタチは取らないだろうなと思っていたので、やっぱりと納得しました。
そのままの姿でなく修復により、より完璧にしただけ、疲れるのかもしれません。
唯一、窓の外に広がる幾何学模様のフランス式庭園風景が、癒しになりました。
この庭園には、見渡す限りの大運河があります。その向こう岸にあるレストランで
ランチを。トラムや馬車などいろいろ方法がありますが、私達は気楽にバスで~~
こちらも見渡す限りの広大さ。サイクリングをしたらとても快適そうな感じです。この
辺りには、離宮や家畜の牧草地などが広がっていました。なにせ規模が大き過ぎ。
お料理は、まあまあでした。宮殿内の売店で、庭園で咲くバラで作られたキャンデー
を買いました。この後、パリに戻って、ルーブル美術館を見学。そして夕食後には、
セーヌ川クルーズへ。このとき時差ボケのピークで、眠たくてたまりませんでしたが
川からの風景も面白そうだし、エッフェル塔のイルミネーションも楽しみ。頑張りました。
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